紅茶を楽しもう!

紅茶を楽しもう!

紅茶はやさしい飲み物ですね。
そんな紅茶の物語です。

  

紅茶の歴史


紅茶は、もともとは中国が発祥の地であり、私たちが現在使っているティー
カップは、日本茶や中国茶用の茶碗が原型です。
紅茶文化というと、誰もが英国を思い描きますが、ヨーロッパに最初にお茶を伝えたのはポルトガル人でした。
その後、お茶の輸入にはオランダ人が活躍しました。
何故ヨーロッパ大陸に紅茶文化は生まれなかったのでしょうかね?
アフタヌーンティーには付き物の「スコーン」はとても紅茶になじんでいますが、これはヨーロッパ生まれです。
紅茶とは、「生葉を十分に乾燥させた、強発酵茶」のことです。
国際規格の定義では、「飲料としてのチャを造るのにふさわしい品種であるカメリア・シネンシスの2つの変種(中国種とアッサム種)の葉、つぼみ(芽)、および柔らかい茎を原料として、発酵と乾燥という工程を通して製造されたもの」とされています。
中国では有史以前から薬として飲まれ、10世紀には陸路、海路から中近東に広まりました。
陸路(シルクロード)から広まったものは「チャ」と呼ばれ、海路から広まったものは「テ」と呼ばれました。
その結果インド、トルコなどでは「チャ」とか「チャイ」と呼ばれ、イギリス、オランダなどでは「テ」とか「ティー」と呼ばれるようになりました。

インド紅茶の代表格


●アッサム Assam茶 
世界3大銘茶のひとつ。
19世紀になり、インドのアッサム地方で盛んに栽培されるようになった品種。4〜5月産のものはファーストフラッシュと呼ばれ、
6〜7月産のものはセカンドフラッシュと呼ばれます。ともに生産量の多くがブレンド用に使われるます。味は濃厚でコクがあり、
芳醇な香りがします。ミルクティーにとっても合う紅茶です。
●ダージリン Darheeling茶 
世界3大銘茶のひとつ。
産地は北東インドのヒマラヤ山麓の標高2000mの高地ダージリン。収穫時期により味わいが違ってきます。ファーストフラッシュ
は新芽が多いため新茶特有の若々しい香りがします。ファーストフラッシュが貴重なものとされていて、セカンドフラッシュがマスカットフレーバーと呼ばれる独特の香りを楽しむ事ができ、甘みのある優しい味がします。
●ニルギリ Nilgiris茶
南インドの標高1200〜1800mのニルギリ高原が産地です。ニルギリは現地の言葉で青い山を意味するそうです。スリランカに
近いため、味や香りはセイロンティーに似ています。気候がよく、1年中収穫されます、最もよい品質が収穫できるシーズンは12
〜翌1月の冬とされています。くせがないためバリエーションティーに適しているようです。そのためブレンド用として使用されています。
●キーマン Keemun茶 
世界3大銘茶のひとつ。
収穫期は6〜9月で、8月がクオリティーシーズンになり、高品質の茶葉が収穫され、香りが蘭の花に似たスモーキーフレーバー
で、その独特の香りにファンも多いです。特級品は『コンフー紅茶』とよばれるフルリーフタイプのものです。砂蜜や蘭の花にたとえ
られる甘い香りを楽しむために、ご本家中国ではストレートで飲みます。中級品はややスモーキーな香りでコクがあり、ミルクティ
ーにも向きます。
●アール グレイ茶
地中海産のベルガモット(柑橘類の果実)独特の爽やかな香りが魅力のブレンド。ブレンド名は、英国首相アールグレイ伯爵の
名を冠したものです。
●オレンジ ペコ茶
豊かな香りのセイロン茶をブレンドした、親しみやすい味わい。


ヨーロッパ・日本紅茶の代表格


●フォション
1886年、オーギュスト・フォション氏がパリのマドレーヌ広場の一角に開いた高級食料品店。「この店だけでしか手に入らない、
高級品を提供すること」をモットーにしたフォションは、創業以来世界のグルメを追求して高級食料品店としての地位を不動の
ものとしました。ストレートティーも種類が豊富で、プレステージ缶と言われる黒い紅茶缶は厳選された最高級の茶葉を提供。
日本人の口にあった日本限定の茶葉も数多くあり、高品質なプレステージ缶を手に入れたい場合は日本橋高島屋で入手可能
です。
●フォートナム・メイソン
1707年創業。ウィリアム・フォートナム氏とヒュー・メイソン氏がロンドンで始めた高級食料品店。ビクトリア王朝時代から王室
御用達を承り、以来上流階級御用達として、今日まで至っています。豊富なフレーバーティーでも有名であり。日本で販売されて
いるものもイギリスの伝統の味です。 日本国内での発表は1971年 。
●ハロッズ
英国の高級百貨店「ハロッズ」は、ヘンリー・チャールズ・ハロッド氏が創業。王室ご用達として支持されてきましたが、上流階級
を中心に愛飲されています。発酵させた紅茶はタンニンの含有量が多くなり渋いのですが、ヨーロッパの硬水の働きにより渋みを
緩和してくれるのです。汲み置きした水道水を使うと味が変わって本来の味を出せません。せっかく飲むのですから硬水で飲みましょう。最高級ブランドNO.14ブレンドを飲めばきっとわかります。
●マリアージュ・フレール
1854年創業。フランス流の紅茶専門店。お茶の種類は450種以上。お洒落な茶器なども豊富に揃え紅茶ファンを魅了している。
本店は東京銀座。京都市中京区にもあるので京都旅行のときは、是非寄ってみるといいですね。マリアージュフレールのお店は
お洒落なふいんきで値段も高めです。お洒落なお客さんが多いかもしれません。
●日東紅茶
日本で初めて製造された紅茶は、1927年に日東が発売した缶入り紅茶でした。当時は日東ではなく、三井紅茶として発売されて
いたそうです。セイロンやインド、インドネシアなどから茶葉を輸入し、日本の水と日本人の口に合う様にブレンドされた紅茶を作り
続けています。国内で販売されているリプトンやトワイニングよりも、ミルク・ティとしてはこちらの方が好評。

おいしい紅茶の入れ方


紅茶を入れてみましょう。
基本のポットでの入れ方です。おいしくいれるためにしておきたい事もあります。まずは挑戦してみましょう。最後の一滴はゴールデンドロップと呼ばれています。ゴールデンドロップまで注いで紅茶をおいしく楽しみましょう。紅茶を入れるのに必要な道具・ティーポット・ティースプーン・茶こし・カップ・ティーポットコゼー。
ティーポットはしっかりと茶葉を蒸らすのに必要となってきます。形や大きさは、茶葉がよく対流するように大きめの丸い形がよいです。紅茶のお店で売られているポットは丸くてコロンとしているから大丈夫だと思います。
ティーポットコゼーとはポットの温かさを逃がさないためにかぶせるものです。暑い季節でも必要なものです。厚手で綿のたっぷり入ったものがよいでしょう。
お店でも売ってますが手作りも出来ちゃいますよ。綿をたっぷり入れたお好きな柄のティーポットコゼーはいかかでしょうか。
紅茶を入れる際の注意。
お湯は沸かしたてのを使います。空気をたくさん含んだくみたての水を沸騰させ、すぐにティーポットに入れます。くみおきした水、2回沸かした水、湯沸し器の水、鉄分の多いミネラルウォーターは紅茶には適していません。茶葉は適量を。カップ一杯に対してティースプーン一杯が基本となります。ティースプーン一杯は約3g。ただ茶葉の大きさや等級によって変わってきます。
大きい葉OPは大盛りで小さい葉BOPは小盛りです。茶葉はしっかり蒸らします。蒸らし時間はOPなら約5分、BOPなら約3分、BOPFなら約2分が目安です。
上に書いたティーポットコゼーを使って茶葉を蒸らすために保温
します。ポットやティーカップは温めておきます。紅茶が冷めてしまわないようポットやティーカップに熱湯を注いで温めておきましょう。
茶葉を入れたティーポットに沸騰したお湯を注ぎ、しばらくすると茶葉が表面に浮き上がります。その後、上から下に降り、茶葉はまるでジャンプするかのように上下に回転し始めます。
このような茶葉の対流運動をジャンピングと言います。
蒸らしている間にジャンピングが勢いよく起きていれば、紅茶のうまみや成分が十分に抽出されるのです。
ジャンピングを起こすにはティーポットが丸く大きめなこと、お湯は沸かしたてのものを使うことが大切です。
もしガラスのティーポットをお持ちでしたら蒸らし時間にそっとティーポットコゼーを外してジャンピングの様子を見るのも楽しいかもしれません。


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